本格的に冬を迎え、寒さがかなり厳しくなってきました。
空気が乾燥するこの時期は、お肌の状態が気になるかと思います。それに加え、冬は口の乾燥にも気を付けなければならない季節です。
コロナの影響でマスクをする機会が増えているため、あまり乾燥はしないのでは?という方もいらっしゃるかと思います。しかし、おうちで過ごす時間が多く暖房の風にあたる機会が多い方や、睡眠中に口を開けてしまう方などは口腔内乾燥のリスクが高くなります。
お口が乾燥すると唾液の分泌量が減ってしまい、口腔内の自浄作用が機能せず虫歯や口臭の原因になります。また咽頭粘膜が乾燥すると、ウイルスなどが体内に入っていきやすくなってしまいます。
それらを防ぐためには、部屋の湿度を40%以上に保つ、よく噛んで唾液の分泌量を増やす、舌の体操(イラスト参照)を行うなど、お口を乾燥させないように気を付けることが大切です。寝るときに口を開けてしまう方は、薬局で売っている口に貼って開口を防ぐテープもおすすめです。
まだまだ寒い日が続きますが、体調に気を付けて冬を元気に乗り切りましょう!
入江