その方らしい暮らしを支える
在宅医療を支える訪問看護
病気や障害のある方が、住み慣れた地域やご家庭で安心してその方らしく暮らしていけるよう、主治医指示のもと看護師が生活の場へ訪問し、必要なサービスを提供します。当院では、24 時間体制の訪問看護ではありませんが、利用者様が自分らしく在宅での生活が 送れるよう、ご家族とともにご支援しています。
対象になる人は?
訪問看護の強みは地域で暮らす赤ちゃんから高齢者まで全ての年代の方に 関係職種と協力し合って一人ひとりに必要な支援が行えることです。利用するには介護保険を利用する介護系と医師の指示書に基づいて利用 する医療系に大きく分けられます。病状や必要とするサービスによって、一人一人提供内容が異なります。
退院時の生活が不安な方はご利用ください
退院時の訪問看護サービスを、医療保険適応で14日間利用できます。高齢の方は慢性的な疾患を抱えていることが多く、治療を行っても病前の状態まで回復することが難しいといわれています。自宅で自分らしく過ごしたいというのは皆様の願いですが、支えるご家族は不安を抱えるかもしれません。そんな不安に対応できるのが退院時の訪問看護サービスです。入院からの情報をもとにスムーズな在宅生活が送れるようにサポートします。利用をご希望の時はお気軽に医師や看護師、ソーシャルワーカーなどに相談 してみてください。
訪問看護が可能な時間と回数
介護保険の場合と医療保険の場合で変わります。
【介護保険の場合】
ケアプランに沿って1回の訪問時間20分、30分、1時間、1時間半の4区分があります。
【医療保険の場合】
通常週3回まで。1回の訪問時間は30分から1時間半程度です。
ご本人やご家族のご本人やご家族のご希望をうかがって、どのくらい訪問すればよいか決めますが、病気や状態によっては毎日伺うこともできます。